12/18の東洋経済の記事でアドバンスクリエイト(東証1部:8798)が紹介されていました。
アドバンスクリエイトは100株所持でカタログ優待(2500円程度)をもらえるので、私も少し気になっていました。
優良優待に加えて、成長性もあるとしたら、長期で所持したい銘柄になりますよね。
なので、今回はアドバンスクリエイトの成長性やファンダメンタル分析を行いたいと思います。
この記事でわかること
アドバンスクリエイト(8798)ってどんな会社?
今の株価は割安?割高?
今後の成長性は?
株主優待は何がもらえるの?
アドバンスクリエイト(8798)ってどんな会社?
インシュアテックって何?
今の保険業界は、「保険(Insurance)×テクノロジー(Technology)」を掛け合わせた造語である、「インシュアテック」の注目が高まっています。
アドバンスクリエイトは、専業保険代理店であり、国内有数のインシュアテック企業です。
日本語で説明せんかい!!
インシュアテックとは、わかりやすい例を言うと「オンラインで完結する保険契約」です。
今までの保険契約は、基本対面で保険会社の人から紹介された保険に加入するというものでした。
しかし、オンラインの発展とともに、契約者が自ら選んで保険に加入したり、支払い手続きを完了させることができるようになりました。
これが、インシュアテックであり、こちらが今の主流となってきています。
アドバンスクリエイトは何している会社?
アドアンスクリエイトは保険代理店であり、「保険市場」という保険サイトの運営開発を完全に自社で行っています。
ネットを通じて集客を行うことで、全国からの集客ができ、保険の相談もオンラインで行っており、6期連続増収を達成しています。
わかりやすく図で見るとこのような事業体制です。
今の株価は割安?割高?
では、今の株価をみて行きましょう。
12月15日時点の株価は1081円です。
5日MAが75日MAを上回っており、上に上がりそうないい形をしていますねえ。
PER、PBR、EPS、自己資本比率をみてみましょう。(業界平均は日本取引所グループが公開している11月東証1部の保険業界の平均)
PER:16.35 倍(業界平均10.8倍)
PBR:3.52 倍(業界平均0.7倍)
自己資本比率:59.6%
業界平均と比べるとやや割高な感じがします。
財務面見て行きましょう。
営業利益が前年度比で脅威の72%の増加です。
今後の成長性は?
保険業界自体がすでに日本では成長している産業。
では、アドバンスクリエイトはどのような戦略を持っているのでしょうか。
ズバリ!
インシュアテック!!
キーワードは「OMO戦略」
「OMO」とは、「Online Merges with Offline」の略語。
つまり、人やモノなどのオフラインの対象をオンライン面談によって結びつけるんだぜ
アドバンスクリエイトは従業員466人中、100名以上がエンジニアかデザイナーとのこと。
また、オンライン面談システムである「Dynamic OMO」を自社で開発し、オンライン面談の数も増加している。
こういったインシュアテックにより、既存の客層とは別の客層であるITリテラシーの高い客層にアプローチをかけることで、差別化を図っています。
今はまだ国内だけですが、いずれ世界に進出すれば、10バガーも夢じゃありませんね。
株主優待は何がもらえるの?
9月末までに100株以上持っていた株主に
- 2,500円相当のカタログギフト(「フリージア」)
- 福利厚生サービス(「保険市場Club Off」)利用権
が与えられます。
株主優待ってもらえると嬉しいですよね。
・今回の内容は自分の銘柄調査の一環として記事にまとめたもので、投資を推奨するものではありません。
・投資をする際は、自己責任で投資判断をお願いします。
本日は以上になります。
ありがとうございました。
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