皆さんこんにちは。
最近、雑誌を見るとよく話題に上がる「LibWork(1431)」。
気になりませんか?
私はすごい気になってて、最近ずっと株価とチャート見てます(笑)
そこで今回はこんな疑問にお答えします。
・Lib Workって何している会社なの?
・業績や財務は?
・今の株価は割安?割高?
・優待はどんな内容?
①Lib Workって何している会社
Lib Workは、本社が熊本県で、福岡・佐賀・大分県などの九州を営業圏に戸建住宅のプラットフォームを提供する会社です。
日本語で説明せんかい!!
という声が聞こえるので「戸建住宅のプラットフォーム」についてわかりやすく説明します。
そもそも「プラットフォーム」というのは
「インターネット上で利用者とサービス提供者を結び付ける基盤」を意味します。
例えばAmazon、楽天はネットショップの「プラットフォーマー」と言えますね。
まずは、今までの戸建住宅を建てる時のプロセスについて説明します。
従来の集客は、モデルハウスによる集客から商談に持っていくというものでした。
つまり①その地域に住んでいる住人を対象に、②実際に近場にあるモデルハウスに足を運んでもらうという流れでした。
要するに「今から直近で家を建てる人を探すゲーム」です。
このような人を探すために、ハウスメーカーはモデルハウスを全国にどんどん建てて行きましたが、ネットが普及して以降は集客が落ちているのが現状らしいです。
そこで、Lib Workは、Youtubeや自社サイトの「e土地net」「e平屋net」などを作り、モデルハウスを全国に建てなくても、全国展開を可能としたのです。
すごいですね〜〜〜〜。
しかも、モデルハウスを立てなくても、VRで作成したモデルハウスを、VR経由で実際に見学ができるんです。
これって、要するに、モデルハウスにかかる手数料が取られない分、安い値段での建物の提供が可能となるってことです。
②業績や財務は?
ビジネスモデルがわかったところで業績と財務の状況について分析したいと思います。
業績
売上利益から純利益までどれも予想増減率50%以上ととても高い成長率です。
コロナウイルス、地震に夜影響をのぞいて増益が見込まれています。
さてさて、EPSはどうでしょうか。
これもコロナウイルスの影響を除けば、順調に右肩上がりですね。
財務
2021年6月期通期時点の決算で
流動比率:229%
自己資本比率:44.33%
至って健全です。
③今の株価は割安?割高?
株価とチャートを見てみましょう。
12/10の終値が858円です。
PERは、35.60 倍
PBRは、5.74 倍
どちらもかな〜〜〜〜り、割高ですね。市場が成長性を見込んでの数値だと思います。
競合他社は大手のタマホームや積水ハウス、住友林業などかと思います。
タマホームは
自己資本比率は 26%
PER:8.91 倍
PBR:2.50 倍
となっており、やはり同業種の会社と比較しても、PER、PBRともに高めですね。
③配当・優待はどんな内容?
配当性向
なんと年に四回も配当くれるんですよ!!!
配当性向も23.2パーセントと適正な数値。
株主優待
ではでは、優待内容をみて行きましょう。
100株だけ持ってても、クオーカード1000円分もらえるんですね。
しかも、1000株持っているとカタログギフトで使えるポイントが5000pointを年に4回ももらえます。
今の株価で、1000株ということは・・・・・・
858,000円
・・・・・・
まとめ
最近株価は下がったとはいえ成長を見込んで割高でしたね。
Youtubeをやっていたり、無印良品とコラボしたり、これからうちを建てるであろう若い層をターゲットにし、Webを活用した販売をすることで集客コストを下げていることが強みかと思います。
しかし、これからうちを建てることの需要がどの程度あるのか懸念されますね。
また、競合他社である積水ハウス、住友林業、タマホームなどの大企業がいる中、どれだけ集客できるかも懸念です。
でも、より集客コストを下げ、より安くて価値のある家を提供できるとなれば、戸建てのプラットフォーマーも現実味を帯びてくるのでしょうか。
戸建てのプラットフォーマーになれるのかこれからの成長がとても楽しみな会社です。
注意事項
・今回の内容は自分の銘柄調査の一環として記事にまとめたもので、投資を推奨するものではありません。
・投資をする際は、自己責任で投資判断をお願いします。
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