こんにちは!先日蝶ヶ岳〜常念岳を縦走してきたので、その2日目の記録です。
今回は蝶ヶ岳ヒュッテから常念岳を経由して、三股の駐車場まで戻るルートをまとめてあります。
「家に帰るまでが遠足」と言った言葉があるように、常念岳をすぎてあとは下山するだけのところが難所でした。(詳細は「帰路」を見てね)
1日目についての記事はこちら↓
蝶ヶ岳ヒュッテ
1日目は陽が落ちた6時には、カタカタのマットの上に寝袋を敷いてお休みしました。
服装:メリノウールのインナー+防風・防寒フリース
寝袋:モンベルシームレス ダウンハガー800 #3
しかし、さすがに9月中旬の頂上は寒い。上の装備でも寒かったので、ダンゴムシのようにまるまって寝ることに。
そして、朝4時に起床。朝ごはんは日の出を見ながらコーヒーと共に飲むと決めてたので、起きてすぐテントを撤収。
出発から蝶槍まで
蝶ヶ岳ヒュッテから30分ほど歩いたところに「蝶槍」と言う名の山の頂上に着きます。
割と人も少なく、360度パノラマを見ることもできるので、そこで日の出を見ることをおすすめします。
日の出の時間は5時頃でした。
本当に綺麗で、この景色を見ながら食べたあんぱんとコーヒーの味は格別な気がしたね
ほんと思うけど、環境によって料理の味は変わる。
本当に寒い時に飲む、味噌汁やコーヒーは言葉にできないほどうまい。
常念岳
朝焼けを見終わったら、あとは常念岳に登り下山するのみ。
稜線を歩くので、ここはヘルメットを被った方が安心なくらいの岩場が続きます。
蝶槍から常念岳まで、約3時間程度。なかなかの景色でした。
この時は、まだあのような地獄を見ることになるなんて知るよしもなかったのよね
地獄へのヒント:常念登頂時点での、水の量は500mlのみ。
帰路
常念から三股まで約3時間30分。
ここがマジでキツかった。
途中に水場もないから給水できないし、足場は滑るから何度もこけそうになるし。
蝶ヶ岳で水を多く持ってくか、常念小屋を経由して、給水したほうがいいわよ
帰路については
本当に
マジで
本気で
水は多く持っていってください。
涼しい時期だからよかったですが、これが夏だったらと思うと。「ゾッと」します。
干からびた状態で降り終えたら、こんな看板を発見。
ここ、登りと降りの交差点なので、登る時必ず見ているはずなんですよ。
早く車で下まで降って飲み物を買わねば・・・と思っていたら
・
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なんと飲み物が売っている・・・・・
自販機が周辺にないから、登山者のリクエストに答えて、飲みものを売っているとのこと。
本当にありがたかった。そして美味しかった。
このタイミングで飲んだコーラは過去一番うまかった(気がする)
感想
北アルプスの中では、気軽に登れて、登山初心者向けと言われている山と聞いていました。
しかし、常念岳周辺は岩場が多く踏み外せば、大怪我しそうな場所であり、常念から三股の帰路に至っては、道も急で滑りやすく、給水場もなく、とても初心者にはおすすめできないルートでした。
お前も初心者だろうが
そういった声も聞こえてきそうですが、このブログが皆さんの役に少しでも立てればと何よりです。
しかし、私が登頂した日は本当に晴れてて気持ちよく、テント泊デビューのいい日になりました。
では、また٩( ᐛ )و
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